どうして範疇外扱いにしちゃうんだろう

「趣味は読書」という場合、不思議とその範疇にマンガ本は入らない。

巷には雪崩のように流通してるし、マニアックなやつから専門性の強いもの、指南書のようなもんまで、ジャンルの多さは活字本に引けをとらない。

と思うんだけど、その割に扱いはやや軽い。感想文の指定図書には、もちろん無い。そもそも読書をするという言葉の意味は?

「へぇ」と思うような雑学に出会う事もあれば、思わず泣いちゃうこと、読後もずっと心にモヤが残り、考えさせられる場面も。

マンガがきっかけで、新しい何かにチャレンジすることも、主人公へ憧れ同じ職業を志す場合もあるでしょ。

新しい知識や世界に出会うという意味では、さほど大差がないんじゃないだろうか。

活字離れは確かに心配だし、深刻。だけどそれはそれとして、マンガ本の感想文を真剣に考えるという行動があっても、おもしろいと思うけどな。